映画・ドラマを観て生き残れ!

映画『ウィンドトーカーズ』を観て戦争は同士討ち(フレンドリーファイア)での犠牲がかなりある事を知る

[WRITER] ツナカン

こんちゃ!さばい部のツナカンです。

なんか変な気温ですね~1~2月とは思えないほど暖かい日があったり、また寒くなってきたり。

ツナカン達は暖かくなってき始める3月くらいからサバゲ活動がまた始まります。

サバゲしていると仲間に撃たれることが結構あるのですが、サバゲでは「痛いな!」で済みますが、本当の戦争で実弾で撃たれたら、重傷もしくは死です。

今日は映画ウィンドトーカーズの1シーンから戦争時の同士討ちについて考えてみたいと思います。

映画 : ウィンドトーカーズ 2002年 アメリカ映画
監督 : ジョン・ウー
主演 : ニコラス・ケイジ 、 アダム・ビーチ 、 クリスチャン・スレーター
【ストーリー】
1944年の太平洋戦争末期のサイパン島を舞台とした、日本軍とアメリカ軍の戦いを描いた戦争映画。ソロモン諸島の戦いで上官が死に、小隊をまかされていたサンダース(ニコラス・ケイジ)は撤退しようという部下達のこえを聞き入れず、任務を遂行する事に拘る。その結果部下は全員死亡、なんとか生き残ったサンダースも耳に重度の怪我を負い、平衡感覚を失う。ハワイ島で静養していたサンダースだが、前線への復帰を懇願し、リハビリと看護婦の手助けもあって復帰するのであった。新たな任務はコードトーカーと呼ばれる暗号を話すナバホ族を通信兵とし前線に同行させるため日本軍に通信内容を悟られないようコードトーカーである暗号通信兵の援護と死守を命じられるサンダース(ニコラス・ケイジ)。援護と死守という内容には、人を守るという意味と暗号を守るという意味があった。敵に捕らわれ拷問を受けて暗号が漏れるような事になれば危機に陥る可能性が高い。その時にはコードトーカーを殺してでも暗号を守るという任務でもあった。ナバホ族であるヤージ(アダム・ビーチ)とホワイトホース(ロジャー・ウィリー)がコードトーカーとして前線に送られる。ヤージの援護にサンダース、ホワイトホースの援護にオックス(クリスチャン・スレーター)。オックスは次第にホワイトホースに状が移り、日本兵に襲われた際にコードトーカーを殺してでも暗号を守るということが出来ず、自分が日本兵に討たれしまう。そして捕まってしまったホワイトホース。サンダースは躊躇しながらも任務を全うするためにホワイトホースごと日本兵に手榴弾を投げ込み任務を遂行する。 事実をしったヤージは怒り狂い、敵兵すら殺せない優しさを持っていた彼が戦争に狂っていく。 サンダースの苦悩と葛藤、ナバホ族であるヤージとの関係を戦争を舞台に通信兵という側面から見た内容が戦争映画の中でも面白く感じれる映画です。

 

さてさて、通信兵に焦点を当てているところとかいろいろサバイバルポイントあるんですが、あぁ結構色々な映画でも出てくるよなーって改めて思うのが味方による攻撃です。

ウィンドトーカーズでもめっちゃ味方にやられるんですよ。しかも陸軍が後方支援であるはずの砲撃にめちゃくちゃやられるシーンがあるんです。

そこで!!!

戦争で怖いのは敵だけじゃなく、実は味方も?

を振り返ってみたいと思います。

実際にアメリカでは同士討ちは問題になっていたらしく

フレンドリーファイア

といって被害者の1~2割くらいは味方からの誤射が原因で被害にあっていると言われています。

アメリカだけに限った話ではありませんね。

有名な話だとこんな事例があります。

1943年 キスカ上陸作戦でアメリカ軍は日本軍守衛隊を制圧すべく約34000の兵で上陸した。日本軍守衛隊6000名はアメリカ軍と遭遇する2週間ほど前に全軍が撤退していた。それに気付いていないアメリカ軍は同士討ちで100名ほどの犠牲を出したという記録が残っています。

過去の戦争は白兵戦がほとんどで、また現在のような訓練された兵士ばかりでなく臨時徴兵の兵隊も多く誤射も多かったといいます。また過去の戦争では位置情報や迫撃砲の精度も悪く、仲間がいるところに砲弾が飛んでくる事が結構あったといわれてます。現在のように銃の精度も高かったわけではなく、素人が撃っても敵をしっかり撃てていたわけではなかったともいわれています。 統計をとったわけでもなく、全て調査できてはいないので詳細な割合は出てはいませんが、後ろから撃たれた傷が結構あることがわかっています。 後方の味方からの誤射ではないか?という説があります。

こんなのがバンバン後ろからしかも味方から飛んで来たらどうしますか?

 

ウィンドトーカーズのシーンでも、何事もなくまだ戦闘前の雰囲気で行軍しているサンダース達に突然の砲撃が。突然の砲撃に慌てて逃げる。砲撃がこないもっと前に行くしかないのだが、そこには日本兵が。前には敵、後ろも砲撃。砲撃を止めないと更に犠牲が出るこの状況まさに地獄!

実は近年の戦闘(湾岸戦争)でも同士討ちはあります。

以前のコラム マンガ『D-LIVE』から戦車の特性を知る でも書いた最強の戦車も実は味方を誤射しています。

同士討ちなんてそんなにありませんよ。という声も若干みかけますが、サバゲですら物音や突然の人影にびっくりして味方を撃つなんてことはざらにあるんですよ。これが実弾で常に死と隣り合わせだと思ったら、敵味方関係なく乱射してしまう人も中にはいるでしょうね。それが仮に1%いたとしても味方に乱射されたら被害は甚大になりますよね。

まして、敵味方いりみだれた状態での極限状態だったら、たいして確認もせずに乱射しちゃうでしょう。

 

これからサバゲをやる人はビビって味方を撃たないようきをつけましょうね!

気に入らない人がいるからといってワザと!はダメですよ!ワザとは。
戦場でもあったとかないとか。

ツナカンも後ろから撃たれないように最後方を陣取っていようと思います!(性格的にいつの間にか一番前にいますが。)

ではでは、味方に裏切られた時(悪意のない)のダメージは計り知れないですね。

みなさんも気を付けましょう! ツナカンでした。 あでゅ~

サバイバルポイント

全面の敵、後方の味方からの誤射。戦争は敵だけが全てではないと知っておこう。