異星生物マンガ3選|マニアな視点でおすすめする(隠れた)名作ランキング

この記事を読む所要時間 : 約3分  サバイバル度 :

 

私たちの生きる天の川銀河には、知的生命体による文明が少なくとも36は存在しているという研究があります。お互いがアクセスするためには数千年単位での時間が必要だそうですが、どこかの星でネリリし、キルルし、ハララしているかもしれない未知の生命体を夢見て、星を見上げる夜もあるでしょう。

そんなあなたのために、今回は異星生物と出会う漫画3選です。

 

異星生物漫画ランキング1「果ての星通信」

著者:メノタ

掲載:PASH!

出版社:主婦と生活社(単行本4巻まで発売中)

 

あらすじ「果ての星通信」

婚約者と世界旅行の準備中だったマルコは突然、宇宙を順調に運行させる「果ての管理者」の局員として拉致されてしまいます。地球に帰ることができるのは、任務を完了する10年後。マルコは不条理な現実に逆らおうとする一方で、ほかの局員や異星人とその文化に触れることで成長していくのでした。

SFファンタジー作品。

 

おすすめポイント「果ての星通信」

どこか宮沢賢治的な味わいのあるSFファンタジーで、非日常の日常を楽しむことができます。不思議な雰囲気が心地良い作品です。マルコの出逢う異星の人々や生物の持つ習性、文化はどれも珍しく、面白く、ユニーク。カタログ的な楽しさがあります。

自分と異なる存在との関係の基本は、とにもかくにも好奇心。無関心では何も始まりません。

 

異星生物漫画ランキング2「ベントラーベントラー」

著者:野村亮馬

掲載誌:アフタヌーン

出版社:講談社(単行本全3巻)

 

あらすじ「ベントラーベントラー」

地球外星人、つまり宇宙人が来訪し、滞在し市井に暮らすようになった地球。かに座方面から来た外星人・クタムは、首都圏民営警察・外星生物警備課に勤務する牧原澄子を気に入って、たびたび事件現場に姿を見せるように。

外星人が引き起こす地球の常識外のトラブルを解決すべく、ゆるく活躍する外星課のお仕事と日常を描いたのほほんSF作品。

 

おすすめポイント「ベントラーベントラー」

外星人は実にバラエティーに富んでいて、常に我々の常識や理解からはるかに離れた存在。地球人類は彼らを受け入れようとしていますが、外星課のような部署が必要とされてもいます。

異なるものを持つ隣人とフラットにやっていこうとすると、なぜかこじらせてしまったり、慇懃無礼になってしまったり、やりすぎてしまうことも多々。外星人であるクタムに対して、本当の意味で「普通の感覚」で接している澄ちゃんの姿は、ギャップを持つ者同士の付き合いの参考になるかもしれません。

 

異星生物漫画ランキング3「銀河鉄道999」

著者:松本零士

掲載誌:週刊少年キング

出版社:少年画報社(全18巻)

 

あらすじ「銀河鉄道999」

とんでもない格差社会となった未来。富裕層は機械の体を手に入れ永遠に不自由なく暮らす一方、大勢が塗炭の苦しみの中で生きていました。星野鉄郎もその一人。鉄郎は、機械伯爵によって唯一の肉親である母を奪われてしまいます。そこへ、銀河鉄道999のパスを持った謎の女性・メーテルが現れ、無料で機械の体をくれる星へと鉄郎を誘うのでした。

 

おすすめポイント「銀河鉄道999」

銀河鉄道999の停車する星には様々な人々・生物が暮らし、それぞれに文化があり、理解に苦しむようなことも起こります。強い誘惑もあります。その度に、鉄郎は驚き、心揺さぶられます。笑い、怒り、涙します。しかし、鉄郎は旅することをあきらめません。信念があるからです。

多様化する社会で迷い流されることのないよう、信念を持つことの大切さがよく分かる名作です。

POINT サバイバルポイント

日常的には「異星人」を指す単語である「alien」ですが、「異邦人」という意味もあります。スティングの「Englishman in New York」のあれです。キリンジの「エイリアンズ」もそうですね。

パンデミックのたびに、感染拡大を防ぐなどを大義名分として、人類がそれぞれ自分にとっての「alien」に対する差別や迫害を繰り返してきたのは歴史が証明してきたとおり。現在、COVID-19でも再び同じことが起きています。

今回ご紹介した異星生物漫画が、あなたの隣の「alien」を思いやるヒントになれば幸いです。

この記事を書いた人

ダクトテープ

ページの先頭へ戻る

一覧へ戻る