もしもの場合のサバイバル

『氷』で『火』をおこす!?火種がなくても火をおこせる裏技!!

[WRITER] サカイ

 

 

もうすっかり、上着なしではいられない季節

心なしか、木々も寒そうに見えます。

そう、冬がやってきたのです。

この季節になると「寒さ」がいかに体力を奪うものか痛感しますよね。

もし、こんな寒さの中、大きな災害に襲われたら…想像もしたくありません…

 

 

さて今回は、

海外で活躍するサバイバーの一人 Tim Jones 氏、

そんなワイルドでナイスガイな彼の動画からのサバイバル術を紹介!

 

 

今回のキーアイテムは

です!

 

 

さぁ、『』を使ってを取っていきますよ!

そう、あの冷たい氷です。

皆さんの冷凍庫のなかにある、つめたい氷です。

 

 

 

 

決して馬鹿にしてはいませんよ!
(ただし、皆さんの冷凍庫にあるような氷では少し難しいですが…)

 

 

ではその方法を動画と一緒に説明していきましょう。

 

 

 

 

まずは比較的透明な氷を手に入れましょう。

意外と難しいのがこの最初の段階。

比較的暖かい地域の皆様は、この透明な氷、見つけるのが難しいと思います。

果たしてどこにこの透明な氷があるのか、

水は、流れている状態で少しずつ凍ると特に透明な氷になります。

なので、小さな川などに行くとあるかもしれません。

 

 

え?そもそも、物が凍るほど冬に寒くならない?

ご安心ください!

ご家庭でも透明な氷を作る方法を最後におまけとして載せてあります。

 

 

比較的透明な氷(多少白みがかっていても大丈夫です)を手に入れたら、

表面を手の体温で溶かしながらレンズ状にしていきます。

皆さん中学校の理科の実験を思い出してください。

凸レンズ…焦点…焦点距離…

今こそ、あの時の経験を生かす時です!

レンズを作るうえでのコツは、ズバリ「直系」です。

直径が大きくなればなるほど、太陽光をたくさん取り入れられるので、

火が付く可能性が高くなります!

 

さぁ、氷でレンズを作った後は…

もうわかりますね。

虫眼鏡の要領で日光を火口(燃えやすいものの束)に集めましょう。

余談ですが、火口は英語でtinder bundleというらしいですよ!

 

 

火が付きました!!!

 

動画では、火口火薬を混ぜた種を高温にすることで火をつけているため、

爆発的に燃え上がっていますね。

Tim氏いわく、火薬はなくてもしっかり火はつくようです。

 

 

さて、やってみたいけれど、透明な氷が見つからない!というあなた。

ご安心ください。

家庭の冷蔵庫でも透明な氷を作ることができるのです!

ポイントは

 

 

1. ゆっくりと凍らせること。

2. 不純物をなくすこと。

 

 

です!

冒頭で紹介したように動いた状態だとさらにいいのですが、

ずっとかき混ぜているわけにもいきませんからね…

 

 

「ゆっくりと凍らせること。」

これは冷凍庫の温度を少し上げましょう。

一般の冷凍庫の温度は-18度以下になるよう設定されているはずです。

温度調節機能のある冷凍庫であれば弱(-18度程度)に、設定しましょう

温度調節機能がない方は、発泡スチロールなどの断熱性の高いものでくるんで、

冷凍庫に入れておきましょう。

そうすることで水が氷るスピードを落とすことができます。

 

「不純物をなくすこと。」

これは凍らせる水を一度沸騰させましょう。

ひと煮立ちさせた後、粗熱が取れてから、凍らせましょう。

 

 

これであなたも氷で火がおこせるはずです!

くれぐれも!

くれぐれも、火の取り扱いには気を付けてください。

 

 

サバイバルポイント

『氷』をレンズ状に加工すれば『火』をおこすことができるぞ!