マンガ『マージナル・オペレーション』を読んで武器になるゴミを知る

この記事を読む所要時間 : 約5分  サバイバル度 :

 

ゴミ箱の中身があなたを守る。

そんなこともあるのです。

 

今回は、漫画『マージナル・オペレーション』を参考にして、「ゴミ」を使ったサバイバルを学んでいきましょう!

 

■テキストは『マージナル・オペレーション

 

『マージナル・オペレーション』は芝村裕吏原作の小説。

今回、参考にするのはキムラダイスケ作画によるコミカライズ版のほうです。

 

原作小説は、星海社FICTIONSから全5巻と外伝、そして「シーズン2」が刊行。

漫画版は、雑誌「月刊アフタヌーン」で2013年~連載中です。

 

ゴミ箱から武器を探し出すエピソードは、operation.18の「食前の運動」。

日本編のオープニングにあたる話です。

 

ざっくりあらすじを紹介していきましょう。

 

主人公の新田良太=アラタは、失職後、深い考えなしに民間軍事会社に就職。

 

戦術オペレーターとして意外な才能を見せ、タジキスタンへ配属されます。

 

そこで出会ったのは、まだ幼い少年少女たち。彼らは少年兵でした。

 

アラタは、使い捨て状態だった少年兵たちにきちんとした作戦を与え導いたことから、彼らの信頼と尊敬を集めます。

 

やがて、子どもたちに教育や仕事を与えたいと願うようになるアラタ。

その資金を稼ぐため、子どもたちによる傭兵稼業をはじめますが、その矛盾はアラタを苦しめ続けるのでした。

 

タジキスタンでの戦闘後、アラタと子どもたちはアジアを回って経験を積み、日本へ。

 

そして、彼らが降り立った成田国際空港で事件は起きたのです。

 

■もしも、通り魔に出くわしたら・・・

 

人々が行き交う成田国際空港。

 

タジキスタンの少女兵の一人でアラタに想いを寄せるジブリールは、いきなり文化の違いを目の当たりにし、アラタに戸惑いをぶつけます。

 

それにこたえながら、アラタは日本に戻った懐かしさよりも、ちょっとした違和感を覚えていました。

 

そんな彼らの耳に、「キャアアアーーー」と悲鳴が聞こえてきます。

 

素早く静かに隊の編成を指示して、行動に備えるジブリール。
銃声がないことをヒントに状況を判断するアラタ。
「ドラマの撮影か?」と、正常化バイアスに従う大衆。

 

自分たちでも違和感を感じているとおり、アラタと少年兵たちは日本では「戦闘のプロフェッショナル」という「異物」なのです。

 

さて。

 

悲鳴の原因は、取り乱して正気を失った一人の男による連続通り魔的暴行でした。

 

状況判断&分析の後、アラタは少年兵たちに危機回避のための指示を出します。

 

しかし、彼らは飛行機で空港に到着したばかり。

 

自暴自棄で暴れる成人男性に対抗できるような武器や、武器の代わりになるようなものは持っているはずがありません。

 

何しろ、最近の手荷物検査は手指のケアに使う「甘皮カッター」すら機内に持ち込めないほど厳重なのですから。

 

そこで、アラタが出した指示は「武器の現地調達」

ゴミ箱から「あるもの」を探し出し、それを武器とせよというものでした。

 

プロフェッショナルである彼らが選んだ、武器になるゴミとは・・・?

これ、気になりますよね。

 

常に護身グッズを携帯できればいいのですが、そうは問屋が卸さない世の中。

 

どこへ行くにも、どこに入場するにも、ボディチェックは厳しくなる一方です。

 

もちろん、もしものテロ、強盗、立てこもりなどを防ぐために、危険物を取り締まるのは有効です。

 

でも、この空港でのケースみたいに、生身でぶっ込んでくるタイプって防ぎようがないじゃないですか・・・

 

そういうシーンで身を守るためにも、もしもの時に使える「武器になるゴミ」を知っておこうではありませんか。

 

■身近なゴミで窮地を脱する!

 

アラタが少年兵たちに手に取るように指示したのは、ゴミ箱にある「びん」「カン」でした。

 

びん・カンが武器になるということです。

 

ついでに、ゴミ箱に何か仕掛けられていないかチェックする指示も出していました。

 

びん・カンの使い方は「投てき」です。

 

離れた位置から相手に投げることでダメージを与えます。

 

この方法の利点は、危険な相手に近寄らなくても攻撃できること。

特に、自暴自棄になっていて何をするかまったく予測できない相手に対するときは、距離を置くことが重要です。

 

また、入手が容易なのも利点。

ゴミ箱があれば、たいていびんやカンはありますからね。

 

ちなみに、一般社団法人 日本自動販売機工業会によると、清涼飲料自販機は全国に212万台(2018年)。

「上毛かるた」に詠われる群馬人口「力合わせる200万」より多いぞ!

しかも、「上毛かるた」は真実を隠し続けているが群馬人口は200万を割っているらし・・・ん、誰か来たかな?

 

アラタたちはプロフェッショナルなので、びん・カンによる攻撃の後、暴漢の確保までしています。

 

しかし、普通の人々は、びん・カンを投げて相手がひるんだ隙に逃げましょう。

護身の基本は「逃げること」です。

 

ちなみに、びん・カンの投てきは、手榴弾が得意な者を中心におこなうようにとも言っています。

 

たしかに、自暴自棄になって暴れまわる相手に投てき物をヒットさせるのは無理ゲーかもしれません。

 

ですが、これにもちゃんとヒントがありました。

 

現場を目視したアラタは、暴れる男の注意を引くために壁を殴りつけて大きな音を出しました。

 

これにより、男に一瞬の隙が生まれたのです。

 

このように、びん・カンを投げるだけでなく、「音」でも相手の注意をそらして隙を作ることが可能です。

そして、その隙に全力で逃げるのです。

 

■まとめ

ここまで、まとめてみましょう。

 

→ゴミ箱にあるもので武器になるのはびん・カン!

→びん・カンは入手が超カンタン!

→使用法は投てき!

→目的はダメージおよび威嚇!

→投げて隙ができた瞬間に逃げる!

 

危機というのは、いつ訪れるか分からないもの。

だから危機なのです。

 

たとえゴミであっても、知恵と工夫次第で身を守る武器になるということを頭の隅に置いておきましょう。

もしかしたら、絶体絶命のピンチのとき、どうにかなったりするかもしれません。

POINT サバイバルポイント

びん・カンで思い出しましたが。

 

引っ越ししたら、びんとカンのゴミ収集日が別でした。

同じ日でしょ、ふつう。

 

で、カンと同じ曜日に出せるのがナベ類でした。

そんなに捨てないでしょ、ナベ。

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ダクトテープ

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