マンガ『ミステリと言う勿れ』を読んで溺れたときのNG行為を知る

この記事を読む所要時間 : 約4分  サバイバル度 :

 

普段、陸上で生活している我々が簡単にピンチに陥る状況といえば、水中

「水中、それは苦しい」というバンドが存在するくらい、水中はヤバいわけです。

 

そこで、溺れちゃったときにこれをしてはならぬ!というサバイバル情報をご紹介することにしましょう。

 

テキストは、田村由美作の漫画『ミステリと言う勿れ』

『ミステリと言う勿れ』は、小学館「月刊flowers」にシリーズ掲載中。

宝島社『このマンガがすごい!2019』オンナ編第2位に輝いた話題作です。

 

名探偵はわりと職業探偵ではないもので、田舎の老婦人であったり女子校生であったり、近年はポケモンだったりもするようですが、『ミステリと言う勿れ』の主人公・九能整(くのう ととのう)もただの大学生です。

 

ただの・・・というには若干のつっこみどころがあるといえばある。

 

「整」と書いて「ととのう」と読む名前。

特徴的なヘアスタイル。

カレーへの熱心さ。

 

・・・そして、異常なまでに冷静で饒舌であること。

 

episode1では、自分の取り調べ中の会話から聞き出した情報を組み立て、推理を展開。

 

取り調べ室に居ながらにして、見事、事件を解決し、自分への容疑をはらすという超安楽椅子探偵ぶりを発揮します。

容疑をかけられても動じぬ冷静さと、関係者の心に楔を打ち込むような饒舌さこそが彼の武器なのです。

 

もっとも嫌な死に方は?

さて。

事件はいつもカレーから始まります。

 

サバイバル情報が登場する第一巻収録のepisode2【前編】「会話する犯人」の冒頭でも、主人公・整がカレーを作っていると、episode1の取り調べ室で親しくなった池本巡査が訪ねてきます。

この日のカレーは、久しぶりの牛バラブロック。

 

カレーを作り終えたら美術館へ「印象派展」を観に行こうとしていた整でしたが、池本巡査の訪問のために家を出るのが遅くなってしまい、慌てて美術館行きのバスに飛び乗ることに。

整がバスでうとうとしていると、乗客のざわめく声が。

いつもとバスのルートが違うようなのです。

 

運転手に、このバスは美術館方面へ行くか聞こうと整が立ち上がると、なんとナイフが向けられ・・・

整たち乗客は、バスジャックに巻き込まれてしまったのです。

 

バスの乗客、つまり人質は整を含めて8人。

 

バスジャックの犯人に対しても、整はあくまで冷静で饒舌。

マイペースに話し続けます。

 

バスジャック犯に自己紹介をさせたり、責任転嫁するなと言い切ってみたり、ついには犯人の持つコンプレックスを刺激してしまいます。

 

整のペースに乗せられて自己紹介した際に「キレやすい」と言っていたバスジャック犯。

当然、整に向かって襲いかかってきます。

 

ここで真の・・・いや、ネタバレ要素なのでごにょごにょ。

 

さて、ごにょごにょの後、バスジャック犯は「もっとも嫌な死に方は?」と、人質たちに聞いてきます。

順番に答え出す8人の人質たち・・・

 

3番目の人質の答えは「溺れたくない」でした。

かつて海に落とされたトラウマがあるということで、その顔は真っ青。

 

これに対してもマイペースな整は、突然の蘊蓄タイムをスタートします。

ついさっき犯人に襲いかかられたにも関わらず、あくまでも冷静で饒舌です。

 

ですが、マイペースではあるものの、整の蘊蓄は人質の精神を安定させる内容でした。

 

この蘊蓄こそが「溺れたときにしてはならぬ!」というサバイバル情報、今回のテーマです。

 

溺れることに対する深いトラウマを持った人質にとっては整の蘊蓄が救いとなったようで、真っ青だった顔に血色が戻っていったのでした。

 

さて、トラウマから解放され、血色が戻っちゃうくらいのすごい蘊蓄とはどんなものだったのでしょうか?

 

溺れたときのNG行為とは?

溺れたときに、絶対してはいけないことがあります。

 

それは、「手を挙げること」

 

溺れたとき、人の身体は2%だけ水の上に出るそうです。

整は氷山がちょこっとだけ出ていることを例にあげて説明していますが、「氷山の一角」ならぬ「人体の一角」が水の上に出るわけです。

 

呼吸を確保するためには、「顔」を水の上に出る2%にする必要があります。

しかし、手を挙げていると、水の上に出るのは「手」になってしまいます。

だから、溺れたら「手を挙げてはいけない」のです。

 

「水の中では手を挙げず、顔を水の上に出して浮くのが溺れないための秘訣である」というのが整による蘊蓄でした。

 

実際に「子供の事故防止に関する関係府省庁連絡会議」の注意喚起でも、水中で溺れたり流されたりした際には「浮いて待て」「手は水面より下」となっています。

 

慌てると、ついつい手を上に上げて助けを求めてしまいそうになりますが「手は水面の下」へ!

 

 

・力を抜き、手足を広げ身体を大の字に。

・大きく息を吸い空気を肺にためる。

・顎を引いて上を見る。

 

このような状態で浮いて、救助を待つのが良いそうです。

 

まとめ

プールに行ったら、大の字になって浮いて待つ練習しておきましょう。

 

プールで大の字になり、脱力して水に身を任せていると、耳が水中なので無音状態になってちょっと悟れそうでなかなかいいものですぞ。

 

というわけで。

 

おチャクラ全開悟りでGO!できちゃいそうな感じでプカプカ浮かんで、レッツサバイバル!

 

ちなみに、整が嫌なのは「事故や他殺なのに自殺と片付けられること」だそうです。

POINT サバイバルポイント

東京消防庁によると、レスキュー隊への通報から救助までにかかる時間は約8分間。

「8分間」という時間も覚えておくと良いでしょう。

 

溺れたら、だいたい8分、浮いて待て!

この記事を書いた人

ダクトテープ

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