マンガ『ぐらんぶる』を読んで呼吸の大切さを痛感する

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今、何してますか?

 

生きるか死ぬかの極限で「さばい部」をご覧になっているとしたら、今後もどうぞ非常時にはご贔屓に。

そしてグッドラック!

 

それ以外の皆様におかれましては、呼吸くらいはなさってるんじゃないかと存じます。

 

「当たり前だろう」とおっしゃるそこのあなた!

 

そう正解、当たり前なのです。

 

そして、当たり前だからこそ、呼吸はとってもとっても大切なのです。

 

テキストは漫画『ぐらんぶる』

今回、呼吸の大切さを知っていただくためのテキストは、井上堅二原作、吉岡公威作画の漫画『ぐらんぶる』。

講談社の「good!アフタヌーン」で2014年から連載されています。

 

タイトルはリュック・ベッソンの映画「Le Grand Bleu」を意識していると思われる、大学のダイビングサークルが舞台のお話です。

 

その第一巻収録の第四話「水の中で」から、呼吸の大切さを学んでいきましょう。

 

主人公は伊豆大学機械工学科新入生の北原伊織(男)。

 

下宿先がダイビングサークル「Peek a Boo(ピーカブー)」の活動拠点であるダイビングショップ「グランブルー」であったり、他にもいろいろあったりで、サークルに参加することに。

大学入学のもろもろを経て、第四話にしてダイビングサークル活動がいよいよスタート。

 

実は泳げない伊織ですが、先輩の時田と寿から、「実はダイビングに泳ぎが不可欠というわけではない」「泳げないダイバーも結構いる」と聞きひと安心。

 

とはいうものの、結局、プールで泳ぐことに。

 

なぜなら、「水に慣れておくのが重要」だから。

 

技術ではなく、水に慣れるためという意味では、やっぱり水泳は重要なのです。

 

なぜなら、水に慣れていないと、トラブルがあった際にパニックになりやすいから

 

さらに、恐怖心があると、呼吸が浅くなってしまう危険性があるから。

 

ダイビングでは、浅い呼吸を繰り返すと酸素の消費量が多くなり、タンク中のエアの減りが早くなってしまいます

 

そればかりか、肺を痛める原因にもなるのです。

 

呼吸が悪いと脳がやられる!?

では、どういう呼吸が良い呼吸なのか?

 

それは「ゆっくりと深く呼吸すること」

「これが一番効率が良い」のだそう。

 

ダイビングで重要と言われる、この「深い呼吸」。

実は一般生活の中でも重要なのです。

 

たとえば、『ぐらんぶる』作中で「効率の悪い呼吸」と言われている「浅い呼吸」は、次のような体調不良の数々を起こしかねません。

 

・自律神経失調症

・ストレス

・呼吸器系疾患

・内臓・肋骨の下垂

・呼吸関連の筋肉のコリ

・肝機能低下

・背骨のゆがみ

・便秘

・集中力低下 ・・・

 

呼吸が浅いと、肺に充分な酸素を取り込むことができなくなります。

すると、肺から血管へと送られる酸素も充分ではなくなってしまいます。

 

ここでダメージを受けるのは、なんといっても、非常に多くの酸素を必要とする脳です。

 

酸素が不足することで脳の機能まで低下して、多くのトラブルを招いてしまいます。

 

今日は深呼吸しましたか?

ちなみに、深呼吸と浅い呼吸とで換気量にどれくらいの差があるかというと。

 

たとえば、8,000ml/分の換気量を必要とした場合、通常の呼吸では16回呼吸する必要があります。

 

浅い呼吸だと、その倍の32回の呼吸が必要。

 

では、効率の良い深呼吸はどうかというと、なんとたったの8回!

 

浅い呼吸との差は4倍にもなり、いかに深呼吸が効率の良い呼吸なのか、お分かりいただけたのではないかと。

 

意識的に深呼吸することは、自律神経を正常に保つためにも有効です。

 

浅い呼吸は交感神経を刺激し、活発にしてしまう呼吸。

一方、ゆっくりとした深呼吸は副交感神経を活発にする呼吸。

 

自律神経は、交感神経(緊張)と副交感神経(リラックス)のバランスで成り立っていますが、浅い呼吸によって交感神経が刺激され活発になると、自律神経のバランスが崩れてしまいます。

 

そうした状態が続けば、ストレスや自律神経失調症の原因に。

 

ゆっくりと深く呼吸することは副交感神経を活発にし、交感神経とのバランスをとることができるのです。

 

まとめ

というわけで、心身ともに健やかでいるために呼吸はとっても大切です!

 

私たちが日常生活でごく当たり前におこなっている呼吸の大切さを、海という非日常から教えてくれる漫画、それが『ぐらんぶる』。

海中のシーンは「Le Grand Bleu」を思わせる美しさがあります。

 

・・・と、こうやって要点だけ抜き出して書くと、とてもまっとうで、爽やかな、スポーツ青春ストーリーのような気がしてきます。

 

表紙の女の子もかわいいし、なんか、とってもいい感じなのですが。

 

ですが。

 

この記事を読んで、爽やか青春ダイビングストーリーだと信じて『ぐらんぶる』を読んでみたら、たぶん、結構なショックというか、呼吸にまで影響する恐怖を覚えることでしょう。

 

基本、やたらガタイのいい男子大学生が、全裸で酒盛りをしている漫画です。

 

呼吸についてのレクチャーがあるプールのシーンも、いつの間にやら全裸です。

 

試しにどのくらい全裸かなと思って、全裸コマ数えてみましたが、途中で止めました。

全裸すぎて。

 

しかしですよ。

 

伊織が「活動は真面目なんですね」と思わず口にするだけあって、ダイビングにはいたって真摯に取り組む彼らの姿は、やはり爽やかで、青春です。

 

いいじゃないの全裸くらい。

 

ゆっくり呼吸して、落ち着いてページをめくってみてください。

POINT サバイバルポイント

呼吸とか空気とか、見えないものって大切なものも多いですが、怪しいものもありますよね。

マイナスイオンだとか、プラズマだとか、波動だとか。。

見えないものを信じるか、見えるものしか信じないか。

そういえば、大気汚染が深刻な中国では、きれいな空気が販売されてるみたいですね。

しかも、ミネラルウォーターより高く。

この記事を書いた人

ダクトテープ

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