マンガ『サバイバル』を読んでミミズが食べられるかを調べてみた

この記事を読む所要時間 : 約3分  サバイバル度 :

皆さんはミミズ、食べたことありますか?

 

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(心臓的な問題もあるため、イラストにさせていただきました。)

 

最近、サバイバルと言えばの名作、

 

リイド社出版、さいとう・たかを大先生の文庫版『サバイバル』(そのまんま)、

 

を読み返していたら、
食べるものがない15歳の主人公サトルくんが、ミミズを炊き込む、というシーンがありました。
これはかなり現実的な食糧かな、と思います。

 

こちらの『サバイバル』は、
大地震で壊滅した日本で、どう生き抜いていくか、
というお話なのですが、なかなかどうして、リアリティーがありすぎて激しい内容です。
連載時が1976年(なんと当時は少年サンデーだった)ということを考えると、
以降も震災は起こり続けているワケで、ちょっと怖くなります。

 

さて、このサトルくんは、さすがにきつかったのか、

“ミミズはうどん”

だということにして食べていました(思い込み)。

 

おっふ。

 

なんか韻的に、“ごはんはおかず”に通じるものを感じますが、
ミミズの美味しい食べ方は、
スケバン刑事で出てくるミミズバーグを参考にしてみましょう。
ちなみにサトルくん、後半では毛虫も食べていました。

 

うどんにできるかどうかという問題は置いておいて。

 

ミミズは食べられます。

 

そもそも食用ミミズなるものがあるので、ぜんぜん食べられます。
そして自然界では、ミミズ、めっちゃ食われてます。
モグラの主食、鳥さんたち、哺乳類だって爬虫類だって昆虫だって、ミミズめっちゃ食べます。

ハードな鎧を持っていないので食べやすく、
その上、タンパク質、ミネラル、コラーゲン、ビタミンを含み、
そこそこ栄養価も高いミミズは、自然界の人気者。

大地を肥やして生物の基盤を作っているミミズは、
自らも、自然界の肥やしになっているのです。
(なんかちょっと可哀想になってきました。。。)
こいつ、僕の中ではもう自然界のヒーローです。

 

しかし人間の主食にはならないミミズ。

 

やはり、見た目か。

見た目なのか。

 

ミミズは食べられるんですが、ひとつだけ、注意点があります。

 

当然、サバイバルな瞬間に出会うミミズは、自然界のミミズです。

よって、体内にめっちゃ土が入ってます。

この土を出さないと、味覚的には残念なことになります。
場合によっては、土にリスキーなものが含まれているかもしれません。
(土壌が汚染されていれば、ミミズも汚染されています。)
ですので調理の際は、体内の土を出して、
良く洗ってから(できればお湯を沸かして煮込む)がオススメです。

 

ものすごくテキトーなことを言うと、
ミミズが美味しい土壌は、きっとキレイ。

 

ところで、ミミズと言えばあの都市伝説がありますね?

『安いハンバーガーは牛肉の代わりにミミズが使われている』

的なやつ。

 

経営学的な観点からいうと、それは有り得ません。

何故なら、食用のミミズはあるのですが、
ミミズ市場と呼ばれるものはなく(あるかもしれないけど超小規模)、
圧倒的な規模を誇る牛肉市場に比べると、大量発注が不可能です。

では、広大な土地からミミズを集めれば原材料はタダ?になると思うかもしれませんが、
あのサイズですよ?牛肉の代わりになるくらい集めるには、
一体何匹必要になるというのでしょう。

しかも、海と違って陸では、土を避けてミミズだけ狩る、なんてことはできません。
土とミミズをより分ける作業も必要です。

さーらーにー。
そのままのミミズは味覚的に食用には耐えられないので、
ミミズの体内から土を出して洗う作業が入ります。
人的に一匹ずつ出すか、そういうマシーンを開発するか。

 

もうわかりましたね?

 

まず間違いなく、
牛肉より、ミミズの方がコストが高くなるんです。

 

わざわざミミズにする理由、一切なし、なのです。

 

今や一部では高級食材になりつつあるようですが、
気持ち的な問題はともかくとして、
もしもの場合は、自然界のヒーローに助けてもらいましょう。

 

POINT サバイバルポイント

ミミズは食べられるけど、体内の土を出してから!

Written by: ゲストの極みまとめ

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